子どものレッスン

バイオリンを子どもの頃からはじめることについて私の考えをお話しします。

バイオリンという楽器は、ピアノに比べて簡単に音が出せるわけではなく、正しい音程もなかなかとれない難しい楽器です。
小さいお子さんが、習い始めて上達するには、実際のところかなりの努力と時間が必要だなと感じます。

ですが、毎日すこしずつでも楽器の練習を積み重ねていくと、すこしずつ上達し、最初は弾けそうにもないと思っていた曲を演奏することができます。
必ず上達します。練習はうらぎりません。

この毎日の積み重ねによって「弾けた!」という達成感にたどり着くことがとても大切な経験だと考えます。

楽器の習得によって、このような地道にトレーニングを積み重ねる姿勢を身につけることができます。
これはプロの音楽家をめざすためということではなく、お子さんのこれからの人生のあらゆる場面で大切なことだと考えています。

私のレッスンでは、もちろんバイオリンを上手く弾けるようになることを目的としています。ですがそれだけではなく、常に努力する習慣を身につけること、それがちゃんと成果に結び付く、その経験を積んでいただくことも目的としています。

バイオリンを習うことの3つの目的
1:バイオリンを上手に弾けるようになる。
2:努力する習慣を身につける。
3:努力を積み重ねれば、目的に到達することができることを経験する。

ぜひともバイオリンを始めることで、お子様によい習慣を身につけていただきたいと考えています。